Toraysee® for CE
(医療機器・器材用メンテナンスクロス)

  • 非医療機器
  • 未滅菌
  • 制菌加工※1

特許 第5856623号

東レ独自の「ミクロポケット効果」により汚れを拭き取り、再付着※2を抑制します。
トレシー®の超極細繊維(約2μm)は拭き取り面に密着して汚れをとらえ、「ミクロポケット」(繊維の隙間)に次々と汚れを取り込んでいくため、優れたワイピング性能を発揮します。(インナートラップ機能)

  1. ※1 制菌加工は清拭により対象物を消毒する効果はありません。
  2. ※2 社内データによる。

以下の資料、文献に関しましては「Toraysee® for CE」についての情報であり、Toraysee(トレシー)シリーズ全般に共通するものではございませんのでご留意ください。ご不明な点に関しては弊社までお問い合わせください。
(文献等の資料はページ下へスクロールしてください)

製品コンセプト

医療機器・器材の清拭において
優先される工程は
「洗浄(有機物・汚れの除去)」です

トレシー®は薬剤を使用しないで
有機物等の汚れの除去
洗浄に特化したクロスです

必要に応じて、乾式(ドライ)
湿式(ウェット)でも使用でき
消毒薬の含浸も可能です

薬剤によるモノへの影響・耐性菌発現のリスク

* Toraysee®は必要に応じて消毒薬の含浸も可能。
消毒を目的として使用する場合は、消毒対象に適切な消毒薬を含浸させて使用して下さい。

製品用途

院内の各種装置類・モニター類・分包機等さまざまな用途で日々のメンテナンスにご使用いただけます。

歯科ユニット
チェア周り

透析モニター

内視鏡モニター

腹腔鏡手術モニター

モニター類

ルーペ

シリンジポンプ等

鋼製小物類

保育器

分包機

Toraysee® for CEと
従来の清拭クロス
(一般的な繊維)の比較

Toraysee® for CE

解説図:超極細繊維(繊維直径約2μm)のミクロポケットに汚れを掻きこむ

従来の清拭クロス(一般的な繊維)

一般的な繊維直径約15μmは拭き残しがある

制菌加工で清潔・安心

制菌加工とは?

制菌加工は繊維上の細菌が増えないように抑制することを目的とした加工です。

制菌加工の対象菌種

制菌加工の対象菌種

制菌成分が繊維の回りに付着している一般的な加工に比べ、
東レの制菌加工(マックスペック®加工)では繊維の中に入っているので 制菌効果を持続します。

一般的な繊維直径約15μmは拭き残しがある

◎評価基準:抗菌活性値>標準布の増殖値
※抗菌汚性値と標準布の増殖値の比較による

使用例:
Toraysee® for CE
での清拭

液晶画面を拭く

ポールランプを外して、
装置内部、本体を拭く

ポールランプを拭く

Check!

溝部分には、薬液などが付着するケースが少なくありません。
鉗子やピンセットなどにToraysee®を巻きつけて清拭すると本体にキズをつけることなく清拭が可能です。

消毒剤等の使用

本品は、以下成分・濃度の消毒剤等について、10分程度浸漬しても外観形状とワイピング性能・制菌性能に変化のないことを確認しています。

( )内は、当社評価時の調製濃度

次亜塩素酸ナトリウムを主成分 ミルトン(0.1%濃度に希釈)、ミルクポン(0.1%濃度に希釈)、
次亜塩素酸ナトリウム溶液5%試薬
アルコールを主成分 消毒用エタプロコール、イソプロパノール消毒液70%
塩化ベンザルコニウムを主成分 クリーナー・エックス、オスバン消毒液10%
過酸化水素を主成分 過酸化水素30.0~35.5%試薬
ボピドンヨードを主成分 イソジン液10%
クロルヘキシジングルコン酸塩を主成分 マスキンR・エタノール液0.5w/v%
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩を主成分 テゴー51消毒液(5%濃度に希釈)
フタラールを主成分 ディスオーパ消毒液0.55%
グルタラールを主成分 サイデックスプラス28 3.5%液
過酢酸/過酸化水素/酢酸を主成分 ヘモクリーン、キノーサンPA-400
酸化剤(ペルオキソー硫酸水素カリウム)を主成分 ルビスタ(1w/v%)

仕様

品番 MK24H-GCPCE
包装 100枚/箱
(10枚入りの箱×10箱入り)
製造元 東レ株式会社 トレシー事業室
販売元 東レ・メディカル株式会社

使用上の注意

  • 人体に使用しないでください。
  • 無菌、滅菌したものには使用しないでください。
  • 制菌加工は清拭により対象物を消毒する効果はありません。
  • 本製品を使用して消毒を行う場合は清拭対象に適切な消毒薬を含浸させてください。
  • 医療機関等での本製品の使用にあたっては、清掃対象における感染に対するリスクを適宜ご判断いただき、必要に応じて本製品に消毒薬を含浸させるなどしてご使用ください。また、使用後の廃棄時期、方法についても、感染に対するリスクを適宜ご判断いただき、ご施設での規則等に則り適切な方法で廃棄してください。
  • 洗浄して繰り返し使用する場合は、本製品を消毒薬に浸漬させるなど、適宜消毒処理を行ってください。

カタログ

  • Toraysee® for CE(医療機器・器材用メンテナンスクロス)カタログ(PDF:1,331KB) ダウンロード

USR'S REPORT

  • REPORT 1 広島市立安佐市民病院 ~医療機器の保守管理の質の向上のために~ (PDF:1,405KB) ダウンロード
  • REPORT 2 北里大学病院 当院におけるToraysee® for CEでの機器清拭の手順(PDF:2,097KB) ダウンロード
  • REPORT 3 秋田赤十字病院 Toraysee® for CE 拭き取りシーン(PDF:1,757KB) ダウンロード
  • REPORT 4 富丘腎クリニック 透析施設におけるToraysee® for CEの活用について(PDF:1,573KB) ダウンロード

性能評価

論文

  • マイクロファイバー素材クリーニングクロスによる医療機器清拭効果について(PDF:316KB) ダウンロード
  • マイクロファイバークロスによるウイルス除去に関する検討(PDF:509KB) ダウンロード
  • Features and Medical Applications of Microfiber Cloth for Cleaning Instruments with Wipes (PDF:778KB) ダウンロード

お問い合わせ

東レ・メディカル株式会社

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